改訂 会津鶴ヶ城の女たち
阿達義雄・著
B6判・並製・328頁
戊辰戦争の渦中、会津武士の妻として、母として、娘として、
硝煙の渦中それぞれが選んだ道は…。
「籠城した女たち」「自刃した女たち」「避難した女たち」の三部にまとめ、
山本八重子や山川捨松、中野竹子、西郷頼母邸の人々、神保雪子、日向ユキなどの様子や、
鶴ヶ城内の婦女子の活動、自刃を選んだ女性達、農村へ避難した記録などを記載。
鶴ヶ城とその周辺の明細図付
●目次
はじめに
凡例
序説
籠城した女たち
籠城した女たち
1.山本八重子
2.〈音なしの構え〉の山川唐衣
3.破裂弾直撃の山川とせ子
4.鹿鳴館の明星ー山川捨松ー
5.会津藩婦女薙刀隊
6.藩老萱野権兵衛の妻とその子たち
7.林権助の母と懐剣
8.河原善左衛門の妻の入城
9.諏訪きち子と善波千代子
10.間瀬家の入城と籠城
11.鶴ヶ城内婦女子の活動
自刃した女たち
婦女子の自刃
避難した女たち
農山村への避難の記録
1.手代木直右衛門の妻の回想ー「松の落葉」ー
2.飯沼時衛の家族
3.勝方山の悲劇ー町野源之助の家族ー
4.宗川熊四郎・酒井与一郎の家族
5.小出彦右衛門の家族
6.長谷川勝太郎の家族
7.南摩彌三右衛門の母勝子・妻房子
8.日向ユキの回想
9.内藤介右衛門・上田八郎右衛門の家族
10.筒井半蔵の残した金
11.荒川勝茂とその家族
12.鈴木丹下重光の家族の新潟出港前後
あとがき
参考文献
写真提供
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