主な機能

内        容

ディスクイメージ機能

MediaRescue.R2では、メディアからファイルを復元しようとするとき、その前に、必ずそのメディアのフルバックを必要とします。

[ディスクイメージ作成] では、接続されたメディアを丸ごと1ドライブとして、そのイメージをバックしますので、当然、出来上がるイメージのサイズは、そのメディアの規定容量相当分となります。

[ディスクイメージ作成] は、最初にメディアのシステム構造を把握し、ファイルシステムとしてではなく、単純なブロックデバイスとして、論理的に読込み可能なセクタ単位(クラスタ単位)に内容のコピーを作成します。その際、メディアの一部に損傷があったとしても、途中で停止することなく、読込み可能な全セクタのコピーを優先します。

例えば、「Windowsからドライブは認識できるけど、ファイルを見ようとすると、エラーが出る」、「あるはずのファイルが見えない」といった症状が出ている場合でも、MediaRescue.R2のディスクイメージ作成では、バックアップができる可能性があります。

その他、一度ディスクイメージを作成すると、MediaRescue.R2で後日このイメージを呼び出し、内容を解析・復元することができます。そこで、一度撮影に使ったメディアがあって、これのファイルのバックアップは取ったけど、再利用前にメディアそのもののバックアップも欲しいと思ったときにも役立ちます。

バックアップモードの設定

v1.35バージョンより搭載機能です。

ディスクイメージ作成時、保存先を指定後、【バックアップモードの設定画面】が表示されます。

バックアップモードの設定は、「手動設定」でクラスタ数を調節することで、ディスクイメージを分割して作成することが出来る機能です。
●基本的には、自動設定でバックアップ(ディスクイメージ)を作成してください。

※ディスクイメージは、予定サイズ分のバックアップファイルを作成しますので、予定サイズをを確認しながら、お客様のパソコンの許容量にあわせてご使用ください。

ダイレクトスキャン機能

v1.40バージョンより搭載機能です。

これにより、大容量のハードディスクであってもディスクイメージ(バックアップファイル)を作成することなく、直接スキャンし、検証することが可能となりました。
ドライブを選択し、ダイレクトスキャンにチェックを入れ、スキャンボタンを実行してください。

大きいファイルの復元で、ディスクイメージを保存するほどの容量を保持できない際にご使用ください。
※ただし、バックアップを取っての復元ではございませんので、復元したいドライブあるいはメディアを試用してしまった場合、上書きされてしまいますので、依然と同様の結果が出るとは限りません。

スキャン機能

[スキャン] は、メディアを直接ではなく、MediaRescue.R2によって作成されたディスクイメージに対して行います。

この仕組みは、損傷箇所のありえるメディアに直接アクセスし、解析の速度や抽出の複雑さを回避し、速やかに復元可能ファイルを検索するために、MediaRescue.R2に実装された手法です。

現在、[スキャン] でサポートしているデータフォーマットは、JPG、Png、Mov形式の3種であり、各対象フォーマット単位に解析アルゴリズムが実行されます。

これによって、解析の仕方によっては、Mov等の動画データに含まれる静止画を抽出し、尚且つMovデータも抽出するといったことも可能となります。

スキャン中には、ディスクイメージを一旦メモリに転送しますので、ハードディスクなど、非常に大きなドライブの解析には不向きです。

スキャン領域の指定

[スキャン]ボタンをクリックすると、「スキャン領域の指定」画面が表示されます。(v1.40gより)

スキャン領域を指定することで、部分的にスキャンを行うことが可能です。

自動設定でスキャンする
スキャン領域に変更がない場合は、そのまま【スキャン】ボタンをクリックしてください。


手動設定でスキャンする
部分的にスキャンを行いたい場合は、手動設定にして「開始クラスタ」、「終了クラスタ」を変更の上、【スキャン】ボタンをクリックしてください。

ここでの予定サイズは、スキャンをかける領域をあらわします。

復元機能

[復元] は、至ってシンプルな設計となっています。

[スキャン] によって得られた復元リストの開始バイトから終了バイトまでを逐次抽出し、該当するファイル拡張子をつけて、ファイルとして出力します。

MediaRescue.R2の [スキャン] と [復元] によって、得られる復元ファイルは、内部のデータがあくまで連続している状況を前提としています。場合によっては、解析はできても実際にはファイル内容が正確ではない結果もでます。

復元の成功率は、実際に活用していただく中で、実感として、確認してください。

※お使いのデジタルカメラが、Windowsパソコンでリムーバブルディスクと認識されることが必要です。
※MR2で復元可能なメディアは、Windowsパソコンでドライブとして認識できるものである必要があります。
※MR2は、いかなるデータも確かに復元できる能力を備えたものではありません。
※MR2による復元率は、メディアタイプ・破損率・破損の分類等の条件により異なります。